2021年 下期 総合カタログ スガノ農機 株式会社
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表面余剰水を排出し、乾土・乾田をつくる。畦畔の際やほ場の中に溝を掘ることにより、地表面の余剰水や土中の横浸透水を集積して排水することができます。したがってほ場が乾くため、作物は湿害を回避して健全に生育することができ、また適期に作業が行うことができます。乾田直播では播種時に、播種機の幅にそって溝掘り機を溝切りとして事前に数本施工することで、排水や入水をスムーズに行うことができます。溝掘り機の特徴左右のコールタで溝幅を切断し、刃先で切削した土をはつ土板で掘り起します。ボトムプラウタイプのため、オーガ式とは違ってハイスピード作業ができます。 溝掘り部ボトム形状の溝掘り部は、プラウで実証済みの強靭性を誇ります。石等の障害物に強く、高精度の溝が掘れます。 耕深を自由に変更溝の掘り取り深さは、10~25cm(D25BBの場合)まで自在なのでほ場に合った溝の深さが選べます。 コールタコールタで溝幅を切り込むので、ワラなどの残渣物が詰まりません。オフセット機構この機構は任意の位置で溝を掘ることができます。トラクタの走行跡は凹部になり水が寄ります。その箇所を掘ることができ効率の良い作業ができます。また、オフセット機構を利用して畦際も作業ができます。スコップ機能 ※スコップ機能はスガノ農機の特許です。貫入距離分をバックすることで、スコップのようにトラクタから降りずに畔際まで掘ることができます。また、Tの字に溝を繋げることもできます。■D20BB、D25BBの場合※ピン穴式で10cm間隔、5段階のオフセット移動ができます。50cmチェーンスライド方式でお手持ちのラチェットレンチで簡単に移動できます。72cm水平ゲージ標準装備(D15DB)■D15DB■D35CBの場合83cm88cm表面余剰水を排出し、乾土・乾田をつくる。畦畔の際やほ場の中に溝を掘ることにより、地表面の余剰水や土中の横浸透水を集積して排水することができます。したがってほ場が乾くため、作物は湿害を回避して健全に生育することができ、また適期に作業が行うことができます。乾田直播では播種時に、播種機の幅にそって溝掘り機を溝切りとして事前に数本施工することで、排水や入水をスムーズに行うことができます。13溝掘り機表面排水表面排水溝掘り機

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