2021年 上期 総合カタログ スガノ農機 株式会社
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サブソイラの特徴プラウの特徴作土をコールタで耕起する幅に切断して、シェアが任意の深さで犂底を削ぎながらモールドボード上を滑らして放てきします。その際に土塊は、モールドボードの三次元曲面にそって破砕され反転(天地返し)されます。モールドボード土は反転率の高い三次元曲面上を進行していくときに、れき上の各層にズレが出てきて、ボードの凹曲面にきたとき破砕作用が増加します。土壌は反転・破砕・混合・膨軟・放てきされます。シェア土壌を水平に切断して、モールドボードに送り込みます。ランドサイド反転する土壌の抵抗によって生ずる側圧を受け止めながら、れき溝壁に沿って滑りながら前進し、プラウの安定と進行方向の耕起幅を保持します。ヒールれき溝底に接触して、モールドボードからの圧力をささえ耕深を安定させます。 カバーボード雑草や残渣物の飛散を防ぎ、それらを確実にれき溝底へ落とし込みます。(一部製品除く)エクステンション粘土質や重い土壌や深耕の場合は、れき条がやや立ってくるのでれき土を押さえて反転を補助します。(一部製品除く)ツイストコールタツイストコールタは2連以上の製品に装備することで全長を短縮化してロアリンクにかかる荷重を抑え、軽快な作業を実現します。(一部製品除く)アクスル機構作業開始時に、トップリンクを10回転程度縮めた状態になり、その場から確実にささり込みます。(一部製品除く) オフセット機構畦際や境界際まで耕せ、未耕地をつくらないオフセット機構。機種により、トラクタの運転席から操作できる「油圧オフセット」を別売で用意しています。(一部製品除く)スイング機構移動時にボトムを収納することで、プラウの全幅をトラクタ幅に収めます。よって移動走行時の安全性が向上します。また、作業中に低いリフト量でも回転が可能です。2点オートヒッチロアリンクの2点は、ワンタッチでの接続となりますので、簡単で、素早い脱着が可能です。(一部製品除く)スガノオリジナル鋼+熱処理スガノでは、今までにない画期的な材料開発と高度な熱処理技術により、「スガノオリジナル鋼」を開発し、プラウをはじめ数多くの製品に採用しています。溝曳きタイプと丘曳きタイプ溝曳きは、プラウ耕で出来た溝にトラクタの片輪を落とし、溝をガイドにして耕起作業を行う方法で、トラクタのけん引点が下がり、けん引時の出力ロスを小さく出来る反面、犂溝の底を踏み固めてしまうという欠点があります。これに対して丘曳きは、溝に片輪を落とさずに耕起を行う方法で、トラクタが走行した後を耕起するので犂底を踏み固めることは無くなります。ボトムの種類格子ボトム粘土・火山灰壌土・および比較的軽い、付着しやすい土壌用スチールボトム砂壌土・粘土など比較的重い、付着しない土壌用スリックボトム軽しょう土など比較的軽い、付着しやすい土壌用モールドボードシェアランドサイドヒールカバーボードエクステンション残耕なしオフセット機構で残耕境界境界アクスル従来リバーシブルタイプには油圧取り出しが必要です。注)リバーシブルタイプは油圧回転のため、トラクタ側に油圧取り出しのカプラが必要です。トラクタ側は複動1系統の補助コントロールバルブにカプラ(メス)をご用意してください。全てのリバーシブルプラウには1系統(2個)必要。油圧カプラが4個の時は、2系統必要です。プラスワン機構購入後でもボトムユニット1連分を追加できるプラスワン機構を採用。将来トラクタを大型化し、けん引力に余裕が出来た場合にも、トラクタの能力を余すことなく利用できます。型式により「プラス1ユニット」を別売で用意しています。(R204CQB・DQB・EQB・CRB・DRB・ERB・CTB・ DTB・ETBのみ)(R204/205CQB・DQB・EQB・CRB・DRB・ERB・ CTB・DTB・ETBのみ)※トラクタに作業機を取り付けて公道を走行する場合 は、道路運送車両法等に従ってください。公道走行対応セット(アタッチメント)装着公道走行対応セット(アタッチメント)装着公道走行対応セット(アタッチメント)装着公道走行対応セット(アタッチメント)装着56ボトムプラウ反転耕起

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