直装の場合❼ 全幅が2.5mを超過する場合に関して全幅が2.5mを超過する場合は、道路管理者（国道:地方整備局、都道府県道:各都道府県、市町村道:各市町村）から、特殊車両通行許可を得る必要があります。①全幅が2.5mを超えていて灯火装置がそれぞれ最外側から40cm以内 の場合は、以下の制限事項に対応する必要があります。・作業機の前面及び後面の両側の可能な限り最外側に、外側表示板を備 えることスガノ農機は、道路運送車両法の保安基準緩和の認定条件に基づく制限事項をクリアしたアタッチメント「公道走行対応セット」をご用意して、トラクタにスガノ製品を装着しての道路走行を可能とします。❹安定性に関して作業機を装着した際に、最大安定傾斜角度が30度以上又は35度以上（車両総重量が車両重量の1.2倍以上又は、積載により重心高さが上がるもの）であれば、通常の速度で道路走行できます。作業機を装着した際に、最大安定傾斜角度が30度又は35度（車両総重量が車両重量の1.2倍以下又は積載により重心高さが上がるもの）に満たない場合は、以下の制限事項に対応する必要があります。・運行速度15km/h以下で道路走行すること・道路を走行する際、制限を受けた自動車の標識（ ）と運行速度 15km/h以下で走行することを後面及び、運転席に表示すること（但し、 最高速度が15km/h以下のトラクタは除く）❺操舵輪の分担荷重に関して作業機を装着した状態で、かじ取車輪にかかる荷重が車両総重量の20%未満では道路走行できません。 フロントウェイト等を追加装着し、20%以上になるようにして道路を走行してください。❻制動装置及び連結時の制動性能に関して農耕トラクタと農耕作業用トレーラを連結した際に、基準に適合した制動装置を備える必要があります。ただし、この基準を満たさない場合には、以下の制限事項を遵守することにより道路を走行できます。（ただし、最高速度が15㎞/h以下の農耕トラクタは除く）・運行速度を15㎞/h以下とすること・農耕作業用トレーラの後面には、運行速度が15㎞/h以下であることを 表示すること・農耕トラクタの運転者席及び後面に、けん引時の運行速度が15㎞/h以下 であることを表示すること・保安上の制限を受けた自動車の標識（ ）を農耕トラクタ及び農耕作業 用トレーラの後面に表示すること・道路を走行する際、制限を受けた自動車の標識（ ）と、作業機を装着 した状態の全幅を後面及び、 運転席に表示すること②全幅が2.5mを超えていて、灯火装置等がそれぞれ最外側から40cm 以内とならない場合は、以下の制限事項に対応する必要があります。・作業機の前面及び後面の両側の可能な限り最外側に、外側表示板を備 えること・道路を走行する際、制限を受けた自動車の標識（ ）と、作業機を装着 した状態の全幅を後面及び、 運転席に表示すること・作業機の前面の両側の可能な限り最外側に、白色灯火器（光度300カン デラ以下） を備えること ※白色灯火器は前照灯、車幅灯、尾灯と連動すること。・作業機の後面の両側の可能な限り最外側に、赤色灯火器（光度300カン デラ以下） 及び赤色反射器を備えること ※赤色灯火器は前照灯、車幅灯、尾灯と連動すること。運行速度15㎞/以下けん引時運行速度15㎞/以下最大安定傾斜角度が満たない場合及び制動装置が未装備の場合のイメージ制限事項を示す標識及び制限速度を農耕トラクタ後面に表示すること例「 けん引時運行速度15㎞/h以下」制限事項を示す標識及び制限速度を農耕作業用トレーラ後面に表示すること例「 運行速度15㎞/h以下」けん引の場合❽農耕作業用トレーラの構造要件 （分離時の連結維持構造）に関して農耕トラクタが農耕作業用トレーラをけん引した際に、不意に連結装置（ドローバー等）が分離したときでも農耕トラクタと農耕作業用トレーラの連結を保つことができる構造でなければ道路走行できません。セーフティーチェーン等を備え、けん引時にはセーフティーチェーン等をねじ止め等でつないで道路を走行してください。ここに記載されている以外にも詳細な決まりがあります。詳しくは、農林水産省や日本農業機械工業会でも道路走行に関する情報が確認できますので、是非ご覧ください。（ ）【追加灯火】・赤色反射器(後面)外側表示板が反射材の場合、後面の反射器(反射材)は不要【追加灯火】・白色灯火器 (前面)【追加灯火】・赤色灯火器(後面)制限事項を示す標識及び作業機を装着した状態の全幅を後面に表示すること例「 全幅2.75m」【必須】外側表示板前面後面全幅が2.5mを超えていて、灯火装置等がそれぞれ最外側から40cm以内とならない場合の対応イメージ参考：日本農業機械工業会「公道走行ガイドブック」115
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